カリブの小国・セントルシア 台湾と国交回復


台湾(中華民国)は2007年5月1日、カリブ海の島国・セントルシア(聖路西亜:Saint Lusia)との国交回復を宣言しました。これで国交のある国は25カ国に。現在、アフリカのスリナム(蘇利南)とも交渉が大詰めとのこと。カリブ海(加勒比)では両岸(台湾海峡を挟んだ両岸、大陸・台湾の両政府)が激しい外交戦を展開。


セントルシア(聖路西亞)は1979年に英連邦から独立した、人口16万8千人の島国。1984年に台湾政府と国交を樹立したものの、1997年に大陸中国政府を承認して国交断絶していました。今回は約十年ぶりの国交回復となりました。
台湾は2000年以降、ドミニカ(多米尼克)、グレナダ(格瑞那達)とも相次いで国交を失っていただけに、カリブ海に友邦を獲得できたことは非常に大きな影響があるだろうとのこと。
(07.5.2 自由時報