郝市長は東條「上等兵」といい勝負?


台北市長の郝龍斌(hao longbin)は先ごろ、バスの中で学生が席を譲らなかったことに激怒し、このような学生を処罰しようとしたとか、しないとか。ちなみに台北市は台湾で人口、経済規模的に最も大きな行政区で、総統の陳水扁、次期総統の有力候補・馬英九なども台北市長をつとめていますから、政治家としても最高の地位でしょう。

この寄稿によれば、郝市長は口うるさい方のようで、市職員が作成した公文書に、3回間違いがあった場合には昇格させないという「三振条行」を設けたとか。もっともこれは本人が否定したようですが、他にも電話のマナーについてとやかく言ったりしているそうです。
寄稿者は「日本の開戦時の首相、陸軍大将の東條英機を思わせる」と書いています。東條英機は戦局が進む中、国内の物資が欠乏し、国民に節約を呼びかけました。しまいには自ら東京の街頭でごみ箱(??桶)をのぞいて検査までして、人々から「東條上等兵」と揶揄されたと言われています。
(07.5.10 自由時報