ページングの考察
こちらは、flickrのページ送りのインターフェイスで、多くのサイトで見られる典型的なデザインです。
全ページ分のノンブル(ナンバー)を表示させてしまうと、総ページ数が大きいと長大になってしまうので省略されるわけです。基本的には1ページ目と最大のページ、それから現在のページとその前後です。
この方式であれば、1ページごとではなく、一気に最も後方のページへ移動したり、前後の何ページかへは移動できます。
でも実際、flickrなどのサイトを閲覧していて気づいたのですが、総ページ数の多いときに全体をざっと通して見たい場合、これでは先頭から始めるか、後方から始めるかの違いで、あとは1ページではないにせよ、数ページずつ進んでいくしかない。
それで考えた方式ですが、総ページ数は判明しているのですから、半分の位置はすぐ算出できます。
次に「現在位置」から前方/後方にそれぞれ半分の位置も算出できます。
相対的に半分の位置を表示させれば、ざっとページを移動したい場合にはかなり役に立つと思います。
そんなわけでグリースモンキー「TwitPager」のページングにはその方式を採用してみました。
flickr用のも作ってみようかなあと思います。